column

ソイプロテインと内臓脂肪の関係は?体重管理に活用する方法

お腹を気にする女性

「最近お腹まわりが気になる」「体重を減らしたいけど、食事制限は続かない」といった悩みを抱えていませんか?そんなとき、手軽に取り入れられるソイプロテインが気になっている方も多いでしょう。一方で、「ソイプロテインを飲めば内臓脂肪が減るの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

この記事では、「ソイプロテインを飲むと内臓脂肪は減るのか?」という疑問をひもときながら、体重管理を意識したソイプロテインの取り入れ方を紹介します。

ソイプロテインを飲むと内臓脂肪は減る?

健康診断の結果イメージ

ソイプロテインを飲むだけで、内臓脂肪が直接減るわけではありません。しかし、体重管理の一環として食事や間食を見直す際に、ソイプロテインを活用できる場合があります。

内臓脂肪が増えると何が問題?

内臓脂肪が蓄積すると、糖尿病や高血圧など、肥満に関連する健康障害のリスクが高まります。そのため、お腹まわりが気になる場合は、見た目だけで判断せず、腹囲などを確認し、必要に応じて検査を受けるなど、内臓脂肪の蓄積を評価することが大切です。また、BMIが25以上の場合は肥満と判定されますが、BMIは身長と体重から算出するため、筋肉量などによって体重が多い場合もあります。BMIだけで判断せず、腹囲なども含めて総合的に確認しましょう[1]。

内臓脂肪が気になるとき、まず見直したいことは?

内臓脂肪が気になる場合、まず見直したいのが食事や間食などの生活習慣です。

体重は、食事などから摂取するエネルギーと、基礎代謝や身体活動などによって消費するエネルギーのバランスによって変化します。摂取エネルギーが消費エネルギーを上回る状態が続けば、体重増加につながる可能性があります[2]。

体重を減らしたい場合は、無理な食事制限をするのではなく、普段の食事や間食を見直し、継続できる方法で生活習慣を整えることが重要です。その一つとして、普段の間食を見直し、ソイプロテインを活用する方法もあります。

ソイプロテインを取り入れる際の2つのポイント

私の完全美容食

では、「私の完全美容食」を例に、体重管理のためにソイプロテインを活用する方法について見てみましょう。

1.間食をソイプロテインに置き換える

体重を減らしたいときは、普段の間食の内容や量を見直すことも方法の一つです。

「私の完全美容食」は1食20gあたり85kcalです。普段の間食よりエネルギー量が少ない場合は、一部を置き換えることで、摂取エネルギーを抑えられる可能性があります。

一般的にお菓子にはエネルギーのもととなる脂質や炭水化物が含まれる一方、たんぱく質やビタミン、ミネラルはあまり含まれていないことがあります。間食の選択肢の一つである「私の完全美容食」は、大豆由来のたんぱく質に加え、食物繊維や鉄、葉酸なども含まれています[3,4]。

2.目的に合わせてソイプロテインを溶かす飲み物を選ぶ

「私の完全美容食」は、150mLの水や牛乳などに本品20gを溶かして飲むことができます。定番の牛乳や豆乳は、たんぱく質などの栄養素を補える一方で、水で溶かす場合よりも飲み物全体のエネルギー量が増えます[4]。

体重を減らしたいときは、飲み物から摂取するエネルギーを抑えられる水で溶かす方法がおすすめです。水で溶かせば、1食あたり85kcalで取り入れられます。

減量中こそ栄養不足に注意しよう

減量中は食事量を減らすことで、たんぱく質などの栄養素が不足することがあります。体重を減らすことだけを意識して食事を極端に減らすのではなく、必要な栄養素を確保しながら食事を整えましょう[1,2]。

食事だけではたんぱく質が不足しやすい場合は、ソイプロテインを補助的に取り入れる方法もあります。普段の食事を基本に、不足しやすい栄養素を補う目的で活用しましょう。

ソイプロテインを味方につけて、無理なく体重管理を始めよう

内臓脂肪や体重が気になる方は、ソイプロテインを取り入れるだけでなく、食事や身体活動、睡眠など、生活習慣全体も見直すことが大切です。そのためにも、普段の間食や飲み物など、見直しやすい習慣から変えてみてはいかがでしょうか。ソイプロテインを上手に取り入れながら、自分に合った方法で無理なく続けることが、体重管理の第一歩になります[1]。

【参考文献】(すべて2026年8月4日閲覧)
[1]日本肥満学会, 肥満症治療ガイドライン2022

[2]厚生労働省, 「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書

[3]厚生労働省, e-ヘルスネット, お菓子や間食の取り入れ方

[4]文部科学省, 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年

プロフィール

志田 有里紗
管理栄養士 志田有里紗

管理栄養士国家資格を取得後、委託給食会社勤務を経て、現在は病院の介護医療院の栄養管理やミールラウンドを担当。外来では糖尿病・脂質異常症・高血圧などの生活習慣病の栄養指導に携わっています。
現場での実践経験をもとに、生活習慣病や高齢者の栄養をテーマとしたヘルスケアコラムの執筆にも取り組み、本人やその家族に役立つ情報発信を心がけています。

詳細プロフィール