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産後の「たんぱく質不足」をどう補う?ソイプロテインの上手な取り入れ方

赤ちゃんを抱っこする女性

出産後は、赤ちゃんのお世話で忙しく、自分の食事が後回しになりがちな時期です。一方で、授乳中は、母乳をつくるために必要なたんぱく質を確保することも大切です。
「食事だけでは足りないかも」「プロテインで補ってもいいの?」と気になる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、授乳期のたんぱく質の必要量や役割、ソイプロテインを取り入れるときのポイントについて紹介します[1]。

忙しい産後にソイプロテインを取り入れるメリット

ソイプロテインは、大豆を原料とした植物性のプロテインで、たんぱく質を手軽に補給できる食品です。たんぱく質は、筋肉や皮膚、髪など体をつくるほか、酵素やホルモン、免疫に関わる成分の材料にもなる重要な栄養素です。

授乳中は母乳を作るために、普段より多くの栄養を摂る必要があります。18〜49歳の女性が不足を防ぐために1日に摂りたいたんぱく質の量は50gとされていますが、授乳中はこれに20gを加えた1日70gが目安となります。

ただ、産後は赤ちゃんのお世話を優先するあまり、自分の食事が後回しになることも少なくありません。そんなときにソイプロテインを活用することで、たんぱく質を手軽に補うことができます[1]。

まずは毎日の食事から!たんぱく質の摂り方

タンパク質が多い食品

必要なたんぱく質をすべてソイプロテインに頼るのではなく、基本は毎日の食事から摂ることが大切です。

肉や魚、卵、乳製品に加え、豆腐、納豆などの大豆製品も身近なたんぱく質源です。
では、授乳中に追加するべきたんぱく質20gを食品から摂る場合、何をどのくらい食べたらよいのでしょうか。

【たんぱく質約20gを含む食品の目安】

  • 鶏むね肉:約90g
  • 鮭:1切れ程度(約100g)
  • 卵:約3個(約160g)
  • 木綿豆腐:1丁(約300g)

たんぱく質はもちろん、食品によって含まれる他の栄養素も異なるため、肉や魚、卵、大豆製品などを組み合わせて摂ることが大切です[2]。

いつ飲む?どう飲む?産後のソイプロテインの取り入れ方

プロテイン

大切なのはタイミングより「補う」こと

産後のたんぱく質補給では、飲む時間にこだわりすぎる必要はありません。食事で不足した分を補う目的で取り入れるとよいでしょう。

例えば、

  • 朝食をゆっくり食べられない
  • 赤ちゃんのお世話で昼食が簡単になりがち
  • 食欲がなく、まとまった量を食べにくい

こうした場面で活用できます。

食事+プロテインで、無理なく補う

ソイプロテインを取り入れるときも、プロテインだけで食事を済ませるのではなく、食事と組み合わせることを意識しましょう。例えば、朝食のトーストとサラダにプラスしたり、間食にヨーグルトと組み合わせたりするなど、食事で不足した分を補う目的で活用するとよいでしょう。

授乳中のソイプロテイン、どう選ぶ?

ソイプロテインを選ぶときには、商品の栄養成分表示を確認しましょう。製品によって、たんぱく質の量だけでなく、炭水化物(糖質)や脂質、ビタミン・ミネラルなどの含まれる成分も異なります。自分の食生活に合わせて、含まれる栄養成分を確認しながら選ぶことが大切です。

例えば、まるごと大豆から作られているソイプロテイン『私の完全美容食』の場合、1杯で5.7gのたんぱく質を補うことができ、鉄や葉酸なども含まれています。商品を選ぶ際は、たんぱく質だけでなく、こうした栄養成分も確認するとよいでしょう[1]。

産後こそ、自分の栄養も大切に

授乳期は、特にたんぱく質を意識して摂ることが大切です。食事だけでは不足しそうなときには、ソイプロテインを補助的に活用する方法もあります。ただし、多く飲めばよいわけではありませんので、適量を守るようにしましょう。

さらに、出産後の体を健やかに保ち、赤ちゃんのお世話をするためには、たんぱく質を含む食品だけでなく、さまざまな食品を組み合わせたバランスのよい食事を心がけることが大切です。忙しい産後だからこそ、無理なく続けられる方法で、自分自身の栄養も大切にしましょう。

【参考文献】(すべて2026年9月17日閲覧)
[1]厚生労働省, 日本人の食事摂取基準(2025年版)

[2]文部科学省, 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年

プロフィール

林田 知美(さとみ)
管理栄養士・ヨガインストラクター 林田さとみ

管理栄養士として病院の献立作成・調理・配膳・栄養指導を担当。現在は特定保健指導に携わりながら、ヨガインストラクターとしても活動し、ヨガ指導歴は10年。子育て世代やシニア世代を中心に、安心して取り組める健康づくりをサポート。栄養とやさしい運動の両面から、家庭で無理なく続けられる習慣づくりを提案し、心身が穏やかに整う暮らしを伝えている。

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