疲れの原因は何?食事から見直すポイントとソイプロテインの活用術
疲れやすい原因はひとつじゃない?いくつかの要因が重なることも

疲れやすさは、一つの原因だけで説明できるとは限りません。生活習慣や体の変化など、さまざまな要因が関係していると考えられます。 例えば、日々の食事や更年期の体調変化、睡眠不足などといった日常の影響に加え、貧血や甲状腺機能低下症など、医療機関での確認が必要な病気が隠れていることもあります。
対策としては、食事や睡眠を整えること、必要に応じて医療的な対応を受けることなどがあげられます。本記事ではまず、日常生活で無理なく見直しやすい「食事」に注目し、意識したいポイントを確認していきましょう[1-5]
疲れやすさを感じたら、見直したい食事のチェックポイント

1.疲れやすいときは要チェック。食べる量は足りている?
ダイエットやヘルシーさを強く意識しすぎてしまうと、結果的に食事量全体が少なくなりすぎてしまうことがあります。健康的な日常生活を送るためには、その人に合ったエネルギー量を摂ることが必要ですが、食事量が少ない状態が続くと、必要なエネルギーを十分に確保しにくくなることもあります。また、最近体重が減り続けている場合は、必要なエネルギー量が不足している可能性も考えられます。
まずは、食事の回数が減っていないか、主食の量を極端に減らしていないかなど、日々の食事を振り返ってみましょう[1]。
2.主食だけになっていない?食事の組み合わせも大切
忙しい日や疲れているときほど、食事を準備するのが面倒で、パンやおにぎりだけなど、主食中心の糖質過多な食事になっていませんか。糖質は体を動かすための大切なエネルギー源ですが、それだけでは体の働きを支えるための代謝がうまくいかないことがあります。
糖質がエネルギーとして使われる過程には、ビタミンB1などの栄養素が関わっています。また、たんぱく質は体を構成する材料となるだけでなく、体の働きを保つために欠かせない栄養素です。
主食に加えて肉や魚などの主菜、野菜のおかずなどの副菜を組み合わせることで、必要な栄養素を摂りやすくなります[1,6]。
3.女性で不足しやすい「鉄」に注目

月経のある女性では、鉄は不足しやすい栄養素の一つです。鉄不足が続くと鉄欠乏性貧血の原因となることがあり、その際には疲れやすさなどの自覚症状があらわれる場合もあります。
ただし、「疲れているから鉄のサプリメントをとる」と安易に考えるのではなく、鉄不足が背景にないかを意識しながら、日頃の食事で鉄を含む食品を意識的に摂ることが大切です。鉄が含まれる食品として、レバー、赤身の肉、魚、大豆製品、ほうれん草などがあります。貧血の診断や治療には医療機関での対応が必要なため、気になる症状がある場合は早めの受診を心がけましょう[1,4,6,7]。
食事を大切にしながら、ソイプロテインを上手く活用
疲れやすいと感じているときほど、食事を整える余裕がないという人も多いのではないでしょうか。
本来は主食、主菜、副菜が揃った食事が望ましいですが、忙しい日や体調が優れないときには思うように食事をとれない場面もあります。例えば、パンやおにぎりだけになりそうなときや、食事量が少なくなりがちなときには、「私の完全美容食」を追加することで、たんぱく質や鉄などの栄養素を補うことができます。
※「私の完全美容食」は1日1~2杯が目安です。
疲れやすい原因は何か。まずは自分の状態と向き合うことから

疲れやすさには、食事や睡眠、体調の変化など、さまざまな背景があり、原因も一つとは限りません。そのため、疲れやすさが長く続く場合や、気になる症状があるときには医療機関に相談することも大切です。日々の生活では、食事をはじめとする生活習慣をできる範囲で整えながら、自分の心や体の声に耳を傾けていくことが、疲れやすさと向き合うための第一歩になります[1-5]。
【参考文献】(すべて2025年12月11日閲覧)
[1]厚生労働省, 「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書[2]日本産婦人科学会, 日本産婦人科医会, 産婦人科診療ガイドライン-婦人科外来編2023
[4]日本鉄バイオサイエンス学会, 鉄剤適正使用による貧血治療指針 改訂第3版
プロフィール
一人ひとりの“心と身体が調和する暮らし”をサポートしたいという想いで、フリーランス管理栄養士として活動。複数の医療機関での経験を活かし、忙しい日々の中でも“自分を整える時間”を持てるよう、栄養学に加えてアロマやハーブのある暮らしも提案している。また、科学的根拠に基づいたヘルスケアコラムを執筆し、健康づくりの知識や情報をわかりやすく発信することにも力を入れている。
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